石の塔

石の塔

石の塔

高瀬町下勝間に広がる田園風景の中に、静かにたたずむ石の塔。全国的にも作例のない「異形十三重層」の塔は、威厳と風格をたたえてそこに立っている。
人魚の肉を食べた娘が、800 年もの間生き続けたといわれる「八百比丘尼(やおびくに)の伝説」。全国各地に残るこの伝説が、高瀬の地にも残されていたのである。
人魚の肉を食べてからというもの、何年経っても美しいまま、やがて知る人もいなくなった娘は、比丘尼(びくに)となって日本各地を巡る旅に出る。そして高瀬にたどりついたときに、この「石の塔」を建立し、また次の地へ旅立ったと言われている。

住所
香川県三豊市高瀬町下勝間1532
交通手段

車の場合、三豊鳥坂インター、さぬき豊中インターから約10 分。国道11 号、西香川病院へ行く三叉路交差点北東方向の田んぼの中。