張り子虎(田井民芸)

ユニークな表情が愛らしい香川の伝統工芸品。

『張り子虎』とは、香川の西讃地方で古くから伝わる工芸品で、子どもの健やかな成長を祈る縁起物として飾られています。香川県伝統工芸品にも指定されており、昔ながらの原材料の和紙を使って、1つ1つ手作りで精魂こめて製造されています。

三豊市で張子虎を制作する2店のうち、一番ユニークな顔立ちをしているのが「田井民芸」の虎。眉間から頬・口元へと伸びる黒い毛並みは、虎というより人の顔に近い印象。サイズは120cmから12cmまで、またキーホルダーやストラップはひょうきんな顔立ちが実にチャーミング。
絵付け体験も行っており、10日前までの事前予約制。2,000円~

◆張子虎について◆
「張子虎」は、そもそも中国の虎王崇拝が日本に伝わり、作り始められたとされている。虎はその昔より勇猛果敢な動物として知られ、また親子の愛情はきわめて深く、「柔」と「剛」を持ち合わせた動物と言われている。そうした意味合いにちなんで、端午の節句(5月5日)や八朔(八月朔日の略で、旧暦の8月1日のこと)に子どもの健やかな成長を祈る気持ちから、縁起物として飾られている。

  • 絵付け体験で可愛く彩られた張子虎たち。
  • 小さな豆虎も人気商品の1つ。
住所
香川県三豊市三野町下高瀬426-6
電話番号
0875-72-4978   
営業時間
9:00〜12:00、13:30~17:00
定休日
土曜、日曜・祝日(予約のみ対応可)
サイトurl
http://www.taimingei.com/
その他情報
【絵付け体験】
10日前までの事前予約制。
料金:2,000円~
所要時間:約90分
使用張り子虎 豆虎小(全長 12cm)